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■星に願いを

■16時からの会議は、心配していたように長引くことはなく、1時間弱で終了した。自分の席に戻り、幾つかのメールを急いで処理する。先輩に呼び止められ、ちょっとしたシステム的な質問に答え終えた頃には、時計は17時15分を指していた。後のことは耳から一切遮断し、駅へと向かって駆け出した。なかなかやって来ないエレベーターが、もどかしかった。

■電車が到着する度に、人の波が改札から押し出されてくる。その波が押し寄せる度に、照れてしまうくらいに心臓が高鳴っていく。波の中にゆっくりと目を走らせながら、まるで高校生に戻ったような錯覚にとらわれている自分が、なんだかとてもおかしかった。

■七夕を翌日に控えた夜。雲ひとつない漆黒の空に、幾つかの星が瞬いていた。都会の灯りに負けることなく、その光を地上まで届けていた。尾翼のデザインが見えるくらい近くを、飛行機が羽田へと降りて行く。

■その大きなオブジェは、沢山の願い事を抱え、あらゆる角度からライトアップされていた。少し眩しい。何日も前から考えていたはずなのに、いざ願い事を書こうとすると、言葉はなかなか出て来ないものだ。ありふれた言葉をペンで書いた。目に見えない文字で、ありふれていない言葉を書き足しておいた。

■7月7日。地上からは夜空が見えなかったとしても、人間が心配する必要は全くない。織姫と彦星は、雲の上で、逢えたはずだ。

■なんてね。

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流れるようなメッセージ

小説でも始ったのかと思った。

07.7.7ですね

カウンターも、もうすぐ・・・

願いがかなうと良いですね♪

あはっ!

>ぷりゅすさん
いやー、ねぇ(;´▽`A``
ぷりゅすさんみたいな文才が自分にもあれば
いいんですけど、なかなか難しいですね。
勉強させてもらいます!

7が並んだ日。
カウンターも、もうすぐ7が並びそうですo(*^▽^*)o~♪

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