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■とんぼがえり。おかえり。

■3連休初日の土曜。観光客で混雑する高速道路を、エアコンの壊れたCR-Xが走る。東名下りが右ルートと左ルートに分かれる手前あたりで、くっきりとは言えないけれど、富士山が見えた。渋滞を避けようと裏通りを選んで失敗したりで、西伊豆の実家に着いたのは千葉を出て6時間半後だった。

■金曜の夕方に父から電話がかかってきて、叔父の死を告げられた。先週お見舞いに行った叔父だ。沼津がんセンターというところに入院していた叔父は、一度は切り取ったがんが転移し、全身に広がっていたのだと言う。亡くなって、帰りたがっていた西伊豆へと戻ってきた。お帰りなさい。

■叔父の家に行くと、叔母やいとこが迎えてくれた。布団の中の小さな叔父は、その顔に穏やかな表情を浮かべていた。がんや抗がん剤で苦しかったろうに。おじちゃん、おつかれさま。叔父の顔を見ながら、幾度も話しかけた。

■祖父は自分の車の助手席に乗り、叔父の家から実家へと戻った。祖父を届けたらそのまま千葉へ帰るつもりだったが、何となくそうしてはいけないような気がして、少しだけ祖父と話を続けてから帰ることにした。日曜にはまた仕事があり、数時間の滞在で伊豆を離れなければならなかった。来月にはまた来るからね。玄関先で涙を流す祖父に、そう言って手を振った。

■明日からは上海へ出張だ。
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